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アビラ Avila

カスティーリャ・レオンブルゴスサラマンカセゴビアバリャドリッドサモラ

アビラへ行こう!

■バスターミナル [住所]Avenida de Madrid 2 [TEL]920 220 154

マドリードからのアクセスはスール(南)バスターミナルから、ラレア社、ラ・セプルベダーナ社などのバスで、
所用時間約1時間半〜2時間。[料金]片道約7€、往復約15€前後
サラマンカ、セゴビア、バリャドリード、バルセロナなどへのバスもあり。

■RENFE [住所]Avenida de José Antonio 40 [問合せ・予約]902 240 202

マドリード・アトーチャ駅またはチャマルティン駅から1日約18〜20便、約1時間半〜2時間
[料金]片道約7〜22€前後

サラマンカから1日約6便、レオン・バリャドリード5〜7便、ラ・コルーニャ、サンタンデール、ヒホン、アリカンテなどから2〜3便の電車がある。

■市バス

AVILABUS 平日運行時間:7:30〜22:30まで、20〜30分間隔で運行。
RENFEからは1番バスで旧市街まで、バスターミナルからは2番バスでサン・ビセンテ広場まで。

■タクシー

Radio Taxi[TEL]920 353 545

■観光案内所

[住所]Plaza de la Catedral 4 (カテドラル前) [TEL]920 211 387

アビラ・カテドラル サンタ・テレサ修道院 エンカルナシオン修道院 アビラを歩こう!

スペイン中央部をほぼ東西に横切る形で連なる山脈、システマ・セントラル。アビラの町はこの山間地域の一部にあり、標高1.100mを越え、スペインの町の中で最も高緯度に位置する。そのため、冬は底冷えのする厳しい寒さが続き、夏の日中は焦げるように暑いが朝晩はかなり涼しくなり、寒暖の差が激しい。またアビラは、旧市街をぐるりと囲む城壁に代表されるように石造りの町でもあり、建物の石壁にこの地特有の暑さ・寒さが反射されることから、より一層この地の気候を肌で感じることになる。

アビラ散策を語る際に口火を切るのは、やはり何と言ってもラス・ムラージャス(Las murallas)城壁から。城壁は全長2,5km、高さ平均12m、幅3m、88以上の塔があり、上から見ると四角い形をしている。城壁の建築が開始された時期については確実性がないと言われているが、様々な文献には11世紀後半からと記されている。一説には1090年から9年間で築かれた…と言われるが、当時の町の社会・経済情勢からそんな短い期間にこのスケールの城壁を完成させることは不可能と推測されている。城壁の多くの区間で、ローマ時代や西ゴート族の遺跡で既に存在していた石碑や城壁が再利用されていることから、当時、この建築に携わっていた人々の知恵と膨大な尽力が感じられる。1135年以降になって、アビラは社会経済が安定してくることから、その他の歴史的要因も重なって、城壁建築が更に進んだと記されている。現在、私達が見ることのできる城壁は12世紀中旬頃に出来たものということは確かのようだ。また城壁には9つの門があり、代表的な2つがアルカーサル門(Puerta del Alcázar)とサン・ビセンテ門(Puerta de San Vicente)。このいずれかを抜けて旧市街の中に進んで行くことになる。

旧市街に入りすぐ見えてくるのがカテドラル(Catedral)。アビラのカテドラルはカスティーリャ・イ・レオンで初のゴシック建築の大聖堂。1160〜80年の間から建築が始まったと言われている。すでに建築が進んでいた城壁に、大聖堂の後陣が重なるように設計されたことから、周囲の城壁に合わせて後陣部分を要塞化することが求められ、まるで城の一部のようにも見えるシモーロ(Cimorro)と呼ばれる塔が配置されている。現在、城壁外側に平行してのびるサン・セグンド通り(アルカーサル門を出て左)から見ることのできるシモーロは、14世紀後半に増築されたもの。カテドラル内部の中央祭壇には、ペドロ・ベルゲーテによるキリストの生涯を描いた祭壇画がある。太陽を受け美しい光を放つステンドグラスは、14〜15世紀のもの。オリジナルの多くは、13世紀にポルトガルのリスボンで起きた大地震により消失してしまった。

アビラを歩く際にもう1つ忘れてならないのが、サンタ・テレサ・デ・ヘスス(1515〜82年)の足跡をたどるルート。サンタ・テレサはカルメン修道会の改革を進め、裸足のカルメン会(Los Carmelitas descalzos)を設立した聖女。サンタ・テレサ修道院(Convento de Santa Teresa)は、テレサの生家があった跡地に1629〜36年の間に建築された。以後、建築物の内外ともに幾度となくリフォームされてきたが、現在バロック様式の美しい建物を拝見することができる。また内部にはテレサが生まれた部屋に作られている祭壇裏の小聖堂(Camarin)がある。旧市街の外、市内北西にはテレサが修道女になって、1535〜62までの27年間暮らしていた修道院モナステリオ・デ・ラ・エンカルナシオン(Monasterio de la Encarnación)がある。この修道院での生活を通じて、テレサはカルメン会の改革を思案していたと言われ、内部には当時テレサが履いていたサンダルなどの遺品が展示されている。エンカルナシオン修道院での生活を経て、1562年にテレサが最初に設立した修道院がサン・ホセ修道院(Convento de San José)。人々の間ではラス・マドレス(Las Madres)修道院と呼ばれ、サンタ・テレサの精神性の象徴的修道院とされる。当時の修道院は、小さな教会の周辺に数軒の家々が集まって建築スペースを構成していたもので、市内にある他の修道院とは全く異なるものだった。現在、併設の博物館には、当時の修道院を偲ばせる古い備品などが展示されている。

また城壁に囲まれるアビラの町を一望するには、町に沿って流れるアダハ(Adaja)川にかかる橋を渡り、サラマンカ方面へ向かう国道沿いにあるクアトロ・ポステス(Cuatro Postes)がビューポイント。4本の柱に囲まれる十字架のあるこの高台には、もともと小さなエルミータ(小聖堂)があったと考えられている。ここから眺めるアビラの町は城壁の雄大さを実感できる。


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